2017/11/05 15:30

安全に化粧品を使ってもらうためには、素材を自然にこだわればこだわるほど、腐りやすく酸化しやすいという問題にぶつかります(・_・;)

肌に優しいオーガニックカラーリング♬

なんて言葉に興味を持ってしまったばかりの悲劇・・・

 

薬剤の調合を間違われたのか?時間を置きすぎたのか?液剤が古かったのか?

原因はわかりませんが、髪の毛が溶け、禿げてしまうというハプニングに見舞われ、2年もの間ウイッグ生活を送ったからこそ

 この日本のなんの決まりもない、言ったもん勝ち的な天然だとか無添加だとかオーガニックだとかに不信感、疑問を抱き、それらは本当に安全なのか?

 

 とても慎重に慎重に検討する必要がありました。

  

1番の難関・・・防腐剤

天然防腐剤として有名なローズマリーエキス(主要成分はロズマリン)

 

天然系のほとんどは、そのものだけでは防腐効果としては働きが弱いので、他のものと抱き合わせて、大量に使う必要があります。

  これら天然防腐剤を使おうと思うと、高濃度で配合する必要がある。ということになり

 

私がお届けしたい人達は、アトピーやお肌が弱いと思っている人。(正確には弱いのではなく拒絶だから賢いお肌)

化粧品ジプシーをしている人達・・・

 



 しかし、このジプシーの方達ほど、実はトラブルに見舞われている自然素材が、ローズマリーエキス配合の化粧水等であることが多いという事実・・・

  ローズマリーエキス含有化粧品で、肌トラブルを起こした方の多くは、「天然防腐剤/天然保存料だから無添加で安全!」

といった宣伝文句を、不幸にも信じ込んでしまっていて、気付かないパターンが多い。

 

 「天然であれば大丈夫!」

 

 というのは、偏ったキャッチフレーズでしかないことは、髪の毛が溶けて無くなってしまった経験後、ものすごく勉強なりました。

ローズマリーエキス配合の化粧品によるトラブルの特徴は、比較的ゆっくりと発現するようです。

化粧水1瓶を使い終える頃に、だんだんと肌荒れや炎症が起こってくるといった感じです。

  しかし「天然防腐剤だから安心!」という文言を脳に叩きこまれているために、原因に気付かない場合がある・・・

 

 ローズマリーには、アレルギーや光過敏症を発症させたりする危険性もあるってご存知でか?

 我が妹は、元アロマセラピスト♬(今は子育て奮闘中)

  妊婦にはこれは避けた方が良いとか日中はこれは避けないとシミになるとか、 アロマに関しては、私は素人ですが妹はプロフェッショナル。

  

 自然界に生きる全てのものには、絶滅から身を守るために自身を守る力(毒)を備えもっている・・・

  アレルギーや有害な化学物質に対する人体の許容性を説明するときに、「アレルギーバケツ理論」という表現があります。

私が経験してきた限りでは、まさにその通りだな・・・と思います。

  

これ、どんな理論かと言いますと、人体はある程度までのアレルゲンや有害物質を受け入れます。

(バケツの中に溜めていくイメージ)

 

「バケツ イメージイラスト」の画像検索結果

 

しかし、ある一定以上を超えると・・・

バケツの水があふれるように、突然、拒絶反応が出るというものです。

(花粉症がわかりやすいですね。去年まで平気だったのに今年急になってしまった!みたいな感じです)

 

 このタイミングのように、自然素材を加工したものの寄せ集め(化粧水)にも言える。

  瓶の半分を使い終える頃なのか? 2瓶使い終える頃か?は、個人差もあるかと思いますが

 日焼け止めの紫外線吸収剤が原因で、光アレルギーが増加していたり・・・

化粧品を販売する者の責任は、まずは消費者の安全確保を第一とし、そして満足していただいた代償として、利益を頂戴するべきだと考えております。